2018/12/28
体の変化
今年から”やっと”始まったマスコットバット(硬式用)による水平素振り。
今までにも、水平素振りは練習メニューに入っていたが、短く軽い、軟式バットの先を更に切り落とした物や、ジュニア用のバットを使っていた。
ようやく、マスコットバットを振れる体力が付いたと師が判断したためで、それまでは封印していたトレーニング。
形だけのトレーニングならやれてはいたが、体を壊す原因になりかねないと師が判断したためである。この辺りの見極めは神域に達している師の眼力と、精密に組み立てているプロジェクトによって、トレーニング種目は決まってゆく。
その重い2本のマスコットバットの一方を、不安定な地面に置いて立て、更にそのグリップエンドにボールをそっと置く。その置かれたボールすれすれに、もう1本のマスコットバットのヘッドがなぞる様に水平振りを繰り返す。腕力、指の力の強化、そしてスイング軌道の確認。すぐ倒れるかも判らないバット、置いて在るだけのボールの上をギリギリにヘッドを落とさない様になぞってゆくのは、緊張感を持ってする必要性も併せたトレーニング(ゴム製のトスマシーンも宿舎に置いてあるが、敢えて使用しない!)
変化してきた体力に合わせた、今年から始めたトレーニング。将来、スイングの完成度が上がってくれば、その置かれたボールを、ホームランにしてゆくトレーニングも組合せて行く。