天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法その128 「冬越え」準備

time 2018/12/28

後藤修と歩むスクエア打法その128 「冬越え」準備

本年最終戦の日本シリーズ、優勝は小平選手。格違い?いや現在のレベルの違い。今年アメリカツァーで勝ったプレーヤーと、撤退(石川遼選手)を余儀なくされた選手の埋められないレベルの差。プレーオフで2位になったとはいえ、その “スイング点数” の差が如実に表れた結果である。
師は、秋口以降日本の試合をほぼ見ないようになった。何故ならアメリカツアーやヨーロッパツアーを世界戦の一軍とするならば、二軍とするのはアメリカのウェブドットコムツアーになっている、すると日本ツアーは三軍だ!
「・・・日本ツァーをTV観戦(とことん一番ホールを含め)していても、ほぼ全選手で参考になるべきスイング技術が無くなってきている。ひとつ具体的な技術論の話をすると、シャフトがC~Iになっている選手が日本ツアーではほとんど見当たらない。二位になった石川選手にしても ”再び海を渡って活躍” ということにはならない(具体的に必要な修正ポイントをオイラに示して)。」

日本ツアー参戦当初、メジャーで勝てそうなスイングと思い期待して見ていた韓国人選手達も、その 「スイング点数」 が急低下し、「への字シャフト」が氾濫してきている。

・・・さて、こちらはそろそろ「冬越え」の準備。

⬆ 打球練習の監視は、ほとんど後方線上のこの位置から行う。
「冬越え中」は暖かい昼間に限り、アプローチ等の打球練習は行うが、千葉の山奥は夜になると寒さが一際厳しい。冬超えのトレーニングは、暖かい日を除き室内練習のストレッチや素振り、バット振りが中心となる。

師が居間として使用する床暖房の効いた暖かい部屋を、野人のストレッチやパッティング練習に使用させる。この為に増設した監視小部屋。師の荷物を整理して増設し、師自身は監視小部屋に移動して、野人の冬越えメニューを常時監視。

左を見れば、暖かい室内で行う野人のストレッチ監視。
右を見ればミニ体育館で行う素振りなどの練習監視、”如意棒” を振っても天井には届かない。室内で行う冬越えには毎年新メニューが加えられてゆく。

◯バックスイングのノック練習や腹筋トレーニング。“頭上げ” だけの腹筋トレーニングは “手足が無くなる”。丸山茂樹選手のように、”それだけをやれば”良いということはない。工夫をした腹筋トレーニングをしないとスイング不調の原因となってゆく。

現在の野人、「”シャフト振り” なら模範演技くらいはやれそうになっているが、スイングの模範性と勝負強さは別物?その運動神経を作る作業に苦労させられる」
冬超え・・・とは、スクエアスイングの内部に力を蓄える為に行わないと。

ここには ”企業秘密” を盗もうとする不埒な輩や、理を知らない ”でしゃばり応援団” も存在しない。このために師の引き出しから、直接的言動でどんどん新戦術が野人に伝えられる。
今の野人は、これらの新戦術を二段跳び三段跳びで消化できる実力が無いのだが、一段一段確実にゆっくりとこなしてゆく。いずれは一を聞いて十を行えるように。

今年の冬越えは野人の弱点、左手〇△〇〇に軸足を置き構築する作戦が重要ポイント。”選手” の一年間のスイングを見た上で冬越えを組み立てる。このトレーニング用に新しくバットを数本購入、そして即刻その新品のバットの先を切り落とす。

翻ってタイガーと石川・・・両人の ”レベル” は格段に違うが、「タイガーも石川も同じ ”箇所” が崩れている」。外国人と日本人の ”変声期の差” と言ってきた師の言葉通り、若き天才石川の変声期は、30歳を前に顕著になりつつある(手足の長い外国人は40歳前後)。それぞれのツアーで一勝すれば ”大復活” などとは、師の定義する復活とは別物(それ位の実力は、まだ両人ともにある)。故に 両選手とも ”ミニキャンプ” や ”冬越え作戦” でその箇所の修正が絶対に必要なんだが。

・・・「高反発シャフト」の故だろう、今現在好調の ”9時から打法(J・ラーム)” や、 もっと酷いのになると ”8時半から打法(フィナウ、クーチャー)” 。シャフト対策としてそれらを ”考慮” はするが完成型ではない。「只、”9時過ぎ打法” のラームは、何年か活躍(ラーム時代?)する可能性はある」・・・が、しかし、最終的には「人生劇場」にしないと(9時から打法にも、前進性というメリットあるが)。

ラーム時代?が来ると(数年でっせ)、またまた雑誌に「これが最強のスイングだ」というアホな評論家やコーチが解説するんやろうなあ、多分。

【・・・柳生 先生(柳生新陰流21代宗家)は理(ことわり)を追っていて、ある線からふつうの人には出来ない事ができるようになった】・・・作、「深淵の色は」  津本陽 著 抜粋。

”愚直な人間” という言葉が野人ほど似合う者をオイラは知らない。
理を追い続け修練するさまは、まさしく武芸者。いつの日か、究極の ”四タテ振り” を具現できるように。

平成最後の「冬越え」、スイング作り2年目のスタートは始まっている。

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