天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法 追憶の手記 プロローグ

time 2019/12/01

後藤修と歩むスクエア打法 追憶の手記 プロローグ

後藤先生がこの世から居なくなって三ヶ月が経とうとしている。
東京都内の閑静な住宅地にある、師の自宅からほど近い場所にその真新しい墓石がある。
ご遺族から「納骨を終えた」との連絡を受け取り、11月に野人と共に墓前を訪れた。

しかし、師の亡骸はそこにあるが、魂はそこには居ないような気がしてならなかった。師自ら、コーチ業(参謀業)とは「修羅の道、ワシはスイングに命を掛ける」と言っていた霊魂が、今なお天空を漂いこの世のゴルフ界を俯瞰していると思えてならない。身は朽ちてもその魂は枯れ果てない。

墓参を済ませ、師の自宅に立ち寄る。師が尊敬してやまなかった故新田恭一先生の教えを基礎として、スイングの「研究」「勉強」「置き換え」「評論」などを書き残した自筆の日記、手紙、メモ、スクラップブック、そして雑誌への原稿だろうか?それらが、数千ページになる膨大な量として自室に保管されていた。

師のご遺族が、もはや私たちには必要ないという、その膨大な ”文献” を段ボール詰めにして、オイラの自宅に送ってもらった。いずれ後藤先生の後継者であろうと思われる、名古屋在住の中尾氏に全て託すとして鋭意読破中なのだが、その量がハンパない(オイラの読むスピードでは半年を超えそう)。

早速、その中身を読み進めると、師が参謀業(コーチ)として日夜何を考え、どう行動し如何にトレーニングの提案や発案をしてきたのかの一部が透けてみえてくるからたまらない。その昔、文豪 五味康隆氏をして「後藤修の文章は、誰かゴーストライターが書いているんだろ」と言わしめたほどだとか。

まぎれなく師が理論の天才で在ったとの証明になる”文献”と考え、読み終えた一部をオイラの勝手で公開することにした。
今を遡ること3~40年前にオイラも含め、雑誌に掲載された ”後藤語録” や ”予言” に興味を覚えた後藤修信者やファンにとって、その書かれた記事の裏側(裏話、秘話)と、予言の精度を垣間見ることができるだろう。

但し、バラバラに保管されていたためその書かれた文章の時期、場所、時系列、は詳しく判らない。しかし、後藤修ファンなら凡その推測がつくだろう。大部分の内容が、師の惚れ込んだ二人を中心に書かれており、その時期の両人にやらせたかった、“技術論以外”の企業秘密がたくさん書かれている。もし、や、万一というものがあって、二人が今なお師の考えた戦術を遂行していれば、世界におけるゴルフの歴史は変わっていた!?

昔、オイラの質問に師はこう答えた。
「方やメジャー20勝でニクラウス超え、もう一方もグランドスラムは達成出来ただろう。そのための準備を日本でやり、さあこれから世界戦(メジャー獲り)の準備というところで別れた。間違いなく二人ともソレが可能な、天才の ”素質” だったんだよ」と。

「ワシは下品な一流とか、チンケな名士を目指すために全身全霊を込めて教えたのではない。ワシと一緒にいれば(参謀長として)二人ともニクラウスを超えていた素材だった。無論ワシはニクラウスの技術的欠点を見抜いた上で、更にその上の修正技術を二人に教える計画だったんじゃよ」
「そうなれば日本が “ゴルフ先進国” になり、彼らの元に世界の一流や、世界の名士たちが集うゴルフ大帝国をつくれていた。ワシはそこを目指していたんだよ」

両人が「チャチな軍団ではない、”大きな帝国” 」を目指していれば世界のゴルフ史は変わっていた!?

さて、これ以降アップする記事は、師、後藤修が記した追憶の物語として、”後藤信者” に読んでもらいたい。但し、あくまでフィクションとして公開するので個人名は置き換えます(師は「実名で構わないと」言うだろうなあ)、置き換えた文中の個人名は、読者がご自由に推測して下さい。

”資料”がバラバラに保管され、なぜか重複する文章も存在しているために、似た内容の文章をアップすることもあると思いますが、誤字誤植と併せてご容赦願いたい。

そしてこの膨大な手記を掲載し終えたら、一旦このブログを終えよう。それが数ヶ月後なのか、数年後なのかはオイラ自身にも今はわからない。師がこの世に居たという、一つの証としてランダムにアップしてゆこう。

 

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