天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法その144 マスターズ16番(四畳半)

time 2019/04/24

後藤修と歩むスクエア打法その144 マスターズ16番(四畳半)

海外へ旅行に出掛けていたので更新が遅れたが、2019年・平成最後(日本人以外にゃ関係ないわな)のマスターズ。
優勝はなんとタイガーウッズ!やて、正直驚いたなぁ。”超天才” ゆえに【ラドン現象】で何勝かするのは予想出来たけど、まさかマスターズで勝つとは・・・おみそれしました。

何試合か前には、マキロイと同じくらいアプローチで酷い ”横振り”  をやっていたのに、”満点” じゃないが見事に修正している。「左肘を制する者は世界を制する」ってココで書いた記事を、まさかチームタイガーの誰ぞがブログを読んでタイガーに進言したとか(ハハハッそりゃないか?)。しかも、【ラドン】が【巨大なラドン】に変わってるし、派手なガッツポーズも殆どやらなかったし(これは早くから後藤先生が警告を発していた問題)。

しかしこれで、デビューして間もなくからツアーに君臨した、タイガー一強時代(タイガー対その他の選手全員)と言う構図にはならんやろうとオイラは予想する(又憎まれ口?)。再び?腰か膝を痛めそうな危なっかしいスイングもやってたことやし。

今回のマスターズは ”勝ち取った” というより ”転がり込んできた”・・・と見えるのはオイラだけ?
にしても、それでもメジャーに勝ってしまう超天才であるのは間違いない!他の選手達(世界ランキング上位者)と見比べて「消去法」で見ると、あと一つくらいはメジャーに勝つ可能性が高くなった?

さて、前回のブログで書いた16番Par3 ”四畳半” のピンポジション、解説は例年通り中島氏!
だが、3人の日本人選手が予選通過したので、3日目に切られた16番の映像が例年に比べて少なかった(日本人選手のハイライト映像が多かった)。ために、期待していた中島氏の解説も多くを聞くことが出来なかったが、今年はやけに「ライン出し」と言う言葉を使って解説していましたな。その「ライン出し」のラインとはどの方向なんかを説明して欲しかったんやけどねぇ。曖昧、無難、な解説イコール「解説になってない」と言えまへんやろか。

10年程前、石川 遼選手に対して解説していた、「ピン左からorグリーンセンターからフェード狙い」とは今回に限り?言ってませんでしたな・・・ナンデ?
中島氏の意に反して?今回も上位選手は、ほぼ全員 ”ど真っ直ぐ” にピンを狙ってますわ(タイガーは真っ直ぐ打ってベタピンバーディー)。後藤先生の言う 「世界戦を狙うなら、あのピンポジションはこう打つべき」・・・の証明でもある。

そこで、オイラの ”勝手解釈” により間違ってアップした「後藤理論」を訂正すべく、後藤先生が書き残している文章原文の一部を抜粋して掲載します。

これぞ1ミリたりともぶれない後藤理論の神髄が溢れている文章。数多いるデタラメ解説者とは比べ物にならない“別次元” の理論をご精読あれ。

【2010年04月】
【・・・〈中略〉・・・私の ”元生徒” も今年(2010年)のマスターズでひどい解説をした。マスターズ16番のPar3.中島常幸が石川遼に「左へ打て」と教えた件は前回半分取り上げたが、そのビデオで改めて見ると、もっとひどかった。
あのホールは落ちた球が殆ど左へ転がるグリーンだが、そのグリーンの左へ打てと教えるには訳があった?ピン周辺は傾斜がきついので、始めから左へ打った時よりかえって遠くまで転がってしまうから、とか言う熟知的解説をしているツモリのようだった。ついでにピン右のバンカーに入れると下りのバンカーショットになり、石川遼はこのホール昨年はそのバンカーに入れて乗せて3パットのダボになったが、今年はクラブヘッドの溝規制の故で、バンカーからは ”行ってしまう” から始めからバンカーからは逃げろという含みを持たせたツモリらしかった。
だが、世界の一流どころは殆どピンの右かピン足元を狙って打ち、石川のライバル的大物新人キム(韓国)あたりは、同じ組でピンの足元へピタリと止めてOKバーディーだった。すると中島は「こういうのに惑わされてはいけない(それでも左へ打て)」とやった。言いも言ったり、惑わせたのは自分ではないか?・・・

・・・マスターズ16番は私が常日頃アイアンを練習する生徒に口にするホールだ。「アイアンは常にマスターズ16番を想って打て。ドロー系で打つ者はそのまま真っ直ぐ行っても右のバンカーに入らない様に細いドローで打つことを第一に練習し、球筋は絶対にピンをまたがないような ”細いドロー” 即ちストレート優先。
フェード系で打つのも構わないが、ピンの左からは決して打たない。真っ直ぐピンへ向かってそのままホールインワンを狙って打つか、ピンからフェードで打ってピン右へ落ちた球が左へ転がってホールインワンというように心掛けるのがアイアンショットをマスターする為の大基本で、どの道マスターズ16番はアイアン打法の聖地だと思え」 と常に(誰にでも)言うホールなのだ。】

後藤先生が言うドローと、オイラがここで書いた内容とは似て非なるものになってしまったのはご容赦願いたい。なにせ ”勝手解釈” の為にアップする内容にもところどころに齟齬(間違い)がある。
しかし後藤先生は「アンタのブログを盗み見るスパイもいるだろうから、惑わせる意味も含めていいんじゃないか」と寛大に笑ってくれてますわ。

まあ、”元生徒” だったジャンボ尾崎氏や中島氏でも、最後の最後までその理論の行きつく先がわからんかったんやから、オイラじゃしゃーないわな。

以前にも書いた野人の体力が「仮免許」になり、”スイング作り” に入ってから師が野人にゲキを飛ばす内容の変化。
「右にも曲げるな!左にも曲げるな!曲げるなら上へ曲げろ!」
マスターズ16番Par3 四畳半、4日間のうちに一度は必ず切られるカップ位置を想定する練習に段階アップ。

「ピンを跨いでドローさせるな!」
「ピン左からフェードでバーディーチャンスについたと言って浮かれるな!」

中島さん、これを読んだら何と言う?来年も解説するなら、その解説の変化を楽しみに待ちますわ(笑)。まさか来年から突然「ど真っ直ぐに打つべし」とは言いまへんやろなぁ!

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ジャンボ尾崎プロや、中嶋常幸プロをスランプから大復活させた後藤修氏。その後継者である中尾有希が、プロゴルファーを、 シード権獲得を、 賞金王を、 メジャー大会優勝を目指す全てのゴルファーのために「後藤理論」の真髄を語る。 [詳細]

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