天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

後藤修と歩むスクエア打法その127 (余談)憩室炎・食べ物と食べ方

time 2018/12/25

後藤修と歩むスクエア打法その127 (余談)憩室炎・食べ物と食べ方

憩室炎で悩む方必読!!!お試しあれ。

約十年ほど前の出来事。チラホラ小雪の舞うクリスマス。友人夫婦と一緒にホテルで夕食会。食事後のBarで一杯やっていると何故か体が熱い!体の内部からジンジンしてくる感覚、着ていたセーターを脱いでも何故か額に汗が滲む。「なんや知らんけど、冷や汗みたいなのが出てきたわ、疲れてんのかなあ」と、ごちてヨメと帰宅のタクシーに乗り込む。

タクシーに乗り込むなり腹部に激痛 ! 体の内部から発する痛みの気持ち悪い事。自宅までは30分程度だが、余りにも異常な痛みのためタクシー内でのたうち回る。行き先を近くの総合病院へ変更。病院までおよそ10分程度だが、下痢に似たような激痛が車中でヒートアップ。たまらず途中にある公園の公衆トイレに飛び込むと、排便の後に訪れたけたたましい下血。

下血の後少し痛みが和らいだのでそのまま帰宅。それでも一晩中続く痛みに耐え(下血が止まらない)翌日総合病院へ行くと、即刻入院。憩室炎による下血との診断を受け、約一週間絶食と点滴治療。

図らずも約半年後に再び発症、どうせ点滴しかやらないならと、二度目は自宅で自ら絶食し、通院にて点滴治療(憩室炎は対症療法しかないらしい)。そして何日か後痛みが落ち着くと、おも湯から始まる流動食、消化の良い食べ物から食事がスタート。その時ふと、師の言葉と食事法を思い出す。
・・・「食べ物とは飲み込んではダメで、噛んで噛んで噛み続けて行けば、自然に胃に落ちてゆく。そうすることで胃や腸に負担がかからなくなるし、咀嚼することで体にも良いはずじゃ」「ワシなんぞは、もう何十年間も下痢なぞしたことはない」

実際、師は麺類一杯を食べ終えるのに30分近くの時間をかけて食する。
オイラ、これを思い起こしすぐさま実践。病み上がり当初はうどん一杯を食べるのに、敢えて40分ほどかけて咀嚼することで、口の中の食材をお粥状態にしてから食べる(胃に流れ落ちる)。そうすることで、病院食に近い柔らかく消化の良い食材(流動食)に変化できることを痛感。ただ、汁物のダシは冷めてしまうが、あの激痛には変えられない。

それまでのオイラは、麺類やカレーなどは飲み込む食べ物として2~3回程度噛むだけで飲み込んでいた。しかも大食漢、流石に “ギャル曽根” を見たオイラの嫁が「この娘には貴方も勝てないネ」という位の暴食をやっていた。

このブログでも再三書いているけれど、師はそのスイング理論と併せて、“人間” として、スポーツ選手として如何に体調を整え、カラダを作ってゆくかの重要性を決して疎かにしない(それが長寿にも繋がると)。どころか食べ物とスイングには密接に関係があると論ずる。

カラダの靭帯や腱を強化する食べ物にはこれとコレ、筋肉の強化を図るには何ソレの食材、等など。およそゴルフスイングとは結びつかないと思われる事柄まで考えながら野人の食事作りを行う。結果、酷いアレルギーや花粉症までその食事で治してしまった。

時間があれば千葉の山奥?を駆けずり回り、野草などを採って来るのも全てスイング作りの為であって、食材に困るためではない。どころか週に一度、無農薬、減農薬の高級食材が宿舎に届けられる。食材の吟味はするが「コンディション造りのためには “美味しい物” ばかり食べていてはだめで、不味いと言われる野性的な食事も食べないとダメなんじゃ」

・・・ここまで考えて、スイングを理論を構築出来る理論家がいるだろうか?

さて、もう一度下血すれば手術=人口肛門?と宣告されたその後のオイラの憩室炎。師を習った食事法の結果、最初の2〜3年はチクチクとした痛み(やはりダメか?)が有ったが、諦めずに継続(今も)。かれこれ7〜8年以上全く痛みのない生活を過ごしている。完治する病ではないので今後は分からないが、時間を掛け、咀嚼を “やり倒す” 食べ方は身についた。憩室炎で悩む方には、試すだけの価値はあると思うが。

そこでオイラがやって来た食べ方(師を真似て)の実践方法を紹介。巷間言われる「20回は咀嚼しろ」・・・そんな生易しいものではありません。

先ずは、師が言う様に「食べ物は飲み込まない!」これがなかなか最初は難しい。口中に入れた食べ物を咀嚼し続ける。すると口の中の食べ物は当然容量が少なくなる。が、これを飲み込まず、次の食べ物を入れて又咀嚼する(これが最初は難しいのだがコレを徹底的に注意する)。口中の食べ物の一部は、分泌される唾液で十分な流動食状態になって胃に落ちてゆく。これを食事中繰り返す。すると、いくら咀嚼しても、固形で流動食状態にならない食材が出来てくるので、これは飲み込まずに出す。

オイラが実践してる具体的な例でいうと、リンゴひとかじりを食べ終えるのに50回以上の咀嚼、ご飯なら箸ひとつまみが100回以上(全ての米粒を奥歯で噛み潰す)。肉ならロースやヒレ肉で200回以上の咀嚼でやっと流動食状態になる。しかも肉類はいくら咀嚼しても噛み切れない “スジ” が口中に残るのが実感できる(今のオイラはコレを吐き出している)。しかも、ゴマや唐辛子は全てを噛み潰せないため敢えて口にしない。敢えて注意点を一つ上げるとすれば、噛む力加減だろうか。普段の30〜50%の力加減で咀嚼しないと歯茎がやられ易い。

やり始めは、飲み込みたい衝動に駆られるが、その都度 “あの激痛” を思い起こす。三度の食事中、特にランチ時に一人モグモグと咀嚼するのは結構な忍耐も必要だが、今はその甲斐あってか痛みも無くなり、排便にかける時間は数分、しかも下痢をしなくなった。半世紀以上前、ガキの頃の感覚でトイレから出る喜びは何者にも替え難い。

完治しない憩室炎、食べ方を変えることであの痛みから解放された経験者として是非お薦めしたい。

・・・師が言う「何をやるか(何を食べるか)ではなく、どうやるか(どう食べる)」。加齢と共に、体の各部品が一つずつ壊れたり弱ったりは仕方がないが、師も実践する食事方法を健常者も含めてお試しあれ。