天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

後藤修と歩むスクエア打法 復活前夜55~57

time 2020/07/17

後藤修と歩むスクエア打法 復活前夜55~57

その意味で応援団を家に引き込むのはいい。“ニオイ食い”(毒吸い)の活性炭の役をやらせるのだ。質問会を開いて一問一万円取るのもいい。今の君ならやれる。そんな馬賊なら強い。

以前は「後援会の皆さんを説得したい」などとバカな言葉を使った。私だって馬賊ぐらいやれる。たまには踏みつけ、蹴散らしをやりたい。

ゴルフ界全体を蹴散らしたい。やれないことないだろう?今の情勢なら。

日本のレヴェルはどうだ?アメリカのレヴェルは?トレーニング学のレヴェルはどうだ?ゴルフ医学は?蹴散らせるじゃないか。君に自信はないのか?ゴルフは紳士のスポーツ?よろしい。

“(軍)師にだけ紳士的”と行けばいい。身内同士でイザリの蹴り合いなんぞやっている時じゃない。苦しまぎれに私が青樹や蔵元に“一本一万円”で利益行為するハメになる。

君は“手兵”を吸い寄せ集められる。私だって集められる。カラオケと焼肉大会だけ目当ての若者を集めてもダメだ。那賀島のところで傑作だった。「オレが居る間は一日二回練習させてやる」若者達に夜も練習(バット振りとスイング治しのトレーニング)をやらせてやった。

皆がそれを楽しみにし始め「夜は慰め」で自分のカラオケの相手をさせようと思っていた恒幸の機嫌が悪い。

そこで一日だけ「今夜は素振り大会を休みカラオケ大会だ」と私が言った。すると何人かが「(素振りが休みなら)失礼します」と帰り、集りが悪かった。

トップ・プロになりたい若者なら、それで当然だ。その様な若者を集めろ。私が居ればカラオケ目当ての者は来ないが。恐るべき強い騎馬武者軍団を造ってくれ。君と私が組むしか他人ではやれないのではないか?

私なら真冬にアプローチ練習だけで汗をかかせてやることが出来る。私は意外と“トレーニングのみ”をやらず、常にショットや素振りとトレーニングをジョイントさせる。

アプローチやパター、ハーフ・ショットがドライバーのトレーニングになっていると説得することも出来る。一応の効果も出せる。今までで、私が効果を出せなかったのは、「予選ぐらい通って来いよ」と私が言ったのに「いや落ちた方がいい」と君がワザと?五試合連続予選落ちした時だけだ。あれはあれで“実(み)”になったかも知れないが。

今現在私は「いくら金がなくてもタダでは教えない」と一人一ヶ月“形式上最低限”の一万円は取ることにしている。それでも四、五人はあきずに来る。四分の三はアプローチばかりやらせてやっても。まずはみんな飛距離がどんどん伸びる。「いいスイングは飛ぶ」ものだから。コースへ出れないのが残念だ。練習場へさえも行けない。

関西の生徒は「自分で就職を見つけられないなら知らん」と追い返したりしているのも残念だが。

「大器」はまだいない。「新聞配達やる気はあるか。あるならワシがそれをゴルフ練習に変えてやるが」と言ったらオジケづいた者もいたが、まあ体力のない者は逆に熱心だ。そんな者につき合うのも技術的な楽しみはあるが「馬賊」的気分は求められない。やはり大仕事は天才的選手と天才的教師との「出会い」が必要だろう。

昔、私は那賀島に言ったことがあった。「教師が自分を天才と名乗るからには、恐るべき苦節の日々が必要だろう。人間を造り人間に道具やアタマを授けた予言の神プロメテウスは、その上に大神から禁じられていた”火“を与えてコーカサスの山へクサリでつながれ、毎夜島にハラワタをエグられた。しかし彼のハラワタは毎翌朝復元し、最後は人間の子ヘラクレスが彼を救出する」

・・・続く