天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

後藤修と歩むスクエア打法 復活前夜43~45

time 2020/04/23

後藤修と歩むスクエア打法 復活前夜43~45

“モチ” から二つのふくらみが出ると那賀島は急ダウンだろう。
「秋のブーマー選手」それをどう押さえるかだろう。もしかすると以前君が春先二勝したあと、たどった道を那賀島がたどるかな?君がその翌年 “アメリカへ逃げた” (立男について一月からツアー参加)年にやったことのマネは昨年やって見せたが。

最近那賀島は君のマネで “クラブの完全主義者” らしい。“体” も道具の内だかネ。

トルストイが「冬に戦争なんかしたらアレルギーになっちゃうよ」と言うバカ医者に賛成してしまったロシアの職業軍人たちを「結局クツーゾフ将軍以下誰一人戦争(兵法)を知らなかった」と書いているが私も小説が書けるなら、それをヒントに書いてみたい。

「恋愛小説」の中にどんな理論書よりも優秀なゴルフ理論を具体的に書き入れて「結局プロ・ゴルファーは誰一人スイングを知らない」と作家の身で書いてみたいなあ?

“小崎以外は” と書いてくれ?それはまだムリだ。私が “恋愛小説” の方でムリな様に?

しかし君の「 “技” “体” “心” 」の順位は正解だろう。
いや私なら「心技体」は先人の言葉のとおりとしておいて最も重要な「技」を心と体で囲むと言う解釈とする。

名選手に医学と禅と英語をカジらせればマスターズでのプラスになる。しかし医者や坊さんや英語の先生にゴルフをカジらせてもマスターズへは出られない。

恒幸は以前「体、心、技」の順だとヌカしおった。
太城君は何と「体を良くすりゃ技も心もよくなる」と宣言した。体を良くすりゃスイングが良くなるなら、今病院の大部屋で終ろうとしている新田さんの90年やその師に恩返しもロクに出来ずに苦吟する私の50年は屁一つで飛ぶのか?

或るライターが最近新田さんを訪ねた。「技」のみに一生を捧げた新田さんはもうモウロクしているとか。

「でもボクは、後藤クンさえ目の前に居てくれりゃ、まともに話せる」と言ったとか。そして私に「来てくれ」と言わずに「後藤クンによろしく」と言ったとか。それを聞いて泣いたネ。

スペシャリストがスペシャリストのみを呼んでいる。新田さんの “生徒” の中では、私が師を訪問する事が少ない。しかし新田さんはスペシャリストにしか興味が起きないらしい。それがスペシャリストだが。しかし私は新田さんの「貧」に殉じない。最も貧しい者が最も身ゼニを切って世話をして共倒れ?―それはしない。

その替り必ず仇討ちはしてやる。誰に仇討ちすべきか判らないが?

トルストイはあの長大な「戦争と平和」を何度も書き直したとか。
余程強いストレスがあったのだろう。トルストイはクツーゾフ将軍をボケ老人と呼び「要するに宮廷の全員がクツーゾフの失敗を認めた」と書いた。

しかしその手口はハッキリと判る。例えばクツーゾフ将軍は常に「兵法には心得がある」と乗り出してくる皇帝の弟をキラい押さえていた。だが100万のフランス軍をロシアの冬とコサックが1万にしてしまったあと皇帝の弟がクツーゾフ将軍を振り切って突撃した。

「どうだ。ワシが出て行きゃ大勝利だ。ついに一度も決戦をしなかったクツーゾフを追放しろ」とやった。皆が認めた。そしてクツーゾフはさみしく死んだ。と言う風に書いた。

冒頭、鼻もちならない態度、目下の者に冷たい言葉、皇帝や皇后にはベタベタする公爵が登場し、トルストイは何と「要するにこれ程スキのない完璧な人物(貴族)はいないのである」と一つも悪口を書かずにぶった斬った。それと好一対だった。

・・・続く