天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法 追憶の手紙Part1 叶わぬ想望1・2

time 2019/12/07

後藤修と歩むスクエア打法 追憶の手紙Part1 叶わぬ想望1・2

何歳くらいだろう。すでに遠投は100mを超えていた?

方や、親から貰った“天与の才”を持って、彗星のごとく日本プロゴルフ界に現れた天才。旧来の打法にこだわる職人プロ達から「飛ばすだけで活躍できない」と揶揄されていたが、たった一人その才を見抜き、「小崎時代の到来」「日本ゴルフ界は小崎に席巻される」と、予言して言い当てた。方や父親からのスパルタ教育で育ち “サイボーグ” と呼ばれた若者。こちらも「プロにすらなれないよ」と、言われていた若者を連れ歩き「日本の賞金王にさせる」と豪語したのも後藤修であった。

両人共に父母の遺産(体)でゴルフ界に一世風靡を巻き起こした後、大スランプに陥った。両人の才能に惚れ込んだ後藤修が人生を賭して修羅の道を選び、両人と共に、スクエアな「ゴルフ大帝国」を築くために、深謀苦慮しながら膨大な記録を残した師後藤修本人の物語。

先の両人がなんと言おうが、誰がどう揶揄しようとも、二人の大スランプからの脱出と現在の成績には、後藤修の理論と教授をもって初めてそれがなし得たのである。しかし、その “小さな復活” は、後藤修が考える序章に過ぎず、その先にある “帝国作り”の 為の通過点だったのである。

手記の原本はノンフィクションとして、登場人物はフィクションとしてお読み頂きたい。その合間に読み取れる文章は、修羅道に生きると覚悟した後藤修の遺稿である。そしてその理論にある原点は、“人間がゴルフをやる” 限り、今後百年経っても変わらない普遍のスクエア理論である。

膨大な手記に秘められた、本質と真意を読み取って頂きたい。

ページ1 贖罪(罪滅ぼし)作戦

先日、奥さんと電話で話したが
「小崎はこうなると徹底的に一から出直さないと絶対に再浮上しないでしょうね」(私)
「そうですね。それかもしくは、徹底的にプライドを持ってもらうことでしょうね」(奥さん)
私「それでもいいでしょう」
奥さんがまず私に ” そうですね” と譲ってくれた。それに私は女性(奥さん)には逆らわない主義だし。

だから私はそこで、一所懸命「強いプライド作戦」について考えてみた。
例えば太極拳の女性師範を ”呼ぶ” ことを考えた。
”入門する” のではなく ”呼ぶ” ワケだ。
だが考えて行く内に、「プライド作戦」では決して乗り越えられない数々の問題があることに思い当たった。

それは結局 ”後手” だ。プライド作戦はこれまでにもう何十回とやり重ねているのだ。
新プライド作戦、新々プライド作戦。今度こそホンモノ?!
貴兄のこれまでの「打撃開眼」のように・・・。

ページ2 「プライド作戦」

奥さんの言葉には他意はなかった様だ。
「天下の小崎が後藤ごときに指図されるのか」
そう言う意味ではなく
「天下の小崎が、店員や弟達に余りにもオドオドと気を使いすぎる」
奥さんは、唯一つそれだけを言いたかったのだろうと思う。
それには賛成だ。そして私が付け加えたいのは
「天下の小崎が、裏では犬だ乞食だと言われながら、余りにも二等兵(メダカ)の応援団の御機嫌をうかがいすぎる」
「クラブ屋のオヤジになるな。店へ顔を出すな」
「応援団を家に入れるな。応援団にゴルフ論を言わすな」
「新参の百姓医者を将軍格にするな」
「人間ドサ回りをやめろ。もはや貴兄は田舎のキャバレーの浜村美智子ショー(イテテ・イテテだけやっていれば、まだ拍手する田舎者相手のドサ回り)のペースに落ちている」

強いプライドを持って、それらを一掃すれば浮上出来るだろうと考えてみた。
だが、その作戦では絶対に浮上はないと思い当たった。

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