天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法その140 独り言 ” 3 ”

time 2019/03/26

後藤修と歩むスクエア打法その140 独り言 ” 3 ”

ハンドファースト・・・多くの理論家やプロがこう教える。
アドレスの時ですか?インパクトの時ですか?或いは両方共にですか?・・・ではなぜアドレスでハンドファーストに 「しなければならない」と言い、なぜインパクトでハンドファーストにする 「必要がある」 と教えるのか。 その行きつく先は、ハンドファーストに構えてインパクトは更に(もっとキツク)ハンドファーストにしてボールを打てということですか・・・ホンマに?。

ニーアクションやダウンブロー、ゴルフクラブとはシャフトの先が最下点ではない、などを理解した上でキッチリと説明し教えていますか?・・・プロがそう構えてるから?・・・プロのインパクト分解写真の一コマが、”そう打ってる” からという理由だけで言うてまへんか?。

・・・そう 「しなければならない」 理由は何故?ハンドファーストに構えハンドファーストに打とうとしても、ダフリやトップはしますよ!説明責任を果たせますか、その理論で?
・・・“しなければならない” のか、“なってしまう”・・・のか。その理論で正解ですか、理論家各位殿。

プロゴルファーというのは、プロテストという ”実技試験” を通過したしただけで、その ”理論” は多くの人(アマチユア)に教えるものではなく、大半は自身がやってきた感覚論に他ならない。
プロゴルファーというのは、並外れた運動神経や身体能力が高い者がほとんどだろう。そのフィーリングを ”理論” と称しているだけで、「スイングの真理」ではないことがほとんどだとオイラは思う。

今や神格化され、ゴルフ教書のバイブルと云われているベンホーガン氏が書いた「モダンゴルフ」。ホーガン氏自身もフックに悩み、欧米人に多い ”フック体” の人にとっては良いかも知れないが、”スライス体” の多い(ほとんど)日本人が、この書によって得られるものはそう多くないはず。

翻ってハンドファースト、その理論の全てを否定しないが、後藤理論で言うとこうなる。
【・・・ハンドファースト性というのは、機械ならぬ人間がゴルフをやるのに(特に実戦で)、少しは必ずいるものだが、それは最小限にする程優秀というのが元来の師(故 新田 恭一先生)の理論。「ハンドファースト打法というのは、今日は3センチだとか、次の日は5センチだとか毎日違ってくる率が多いが、大文字のY字打法=シャフト垂直打法は、その垂直を辞めない限り垂直に度合いはない」】・・・オイラはコレ、もの凄い理論だと思ってる(理論で特許が取れるなら、これだけでもその価値に値する?)。

スイング理論を追求する者(オイラは違います)なら、この文章だけでもその琴線に触れませんか?

まあ、この辺りの理論を正確に論理立てて解答を言える人物は、オイラの知る限りでは、師(後藤先生)を除いて、今や名古屋在住の高弟 中尾 有希氏くらいか?
過去に「ダウンブロー打法」という名の打法を、オイラが師に話した折「なんじゃソリャ?」みたいな顔で見られたことがありましたわ。

ハンドファーストについての文章を読んでも判る通り、師は、書き手としてはもとより、どんな書物を読む時にも、自身が ”最高の読み手” となる様に心掛けて読書する。勿論、スイングの観察眼も最高を心掛ける。

能や狂言の世界に “見巧者” という語がある・・・「わかりもせぬ狂言を〈略〉見巧者づらして役者を罵り」・・・数多いる俄コーチと師が決定的に違うのが “コレ”(まあ、現在の俄コーチは ”ベリーグッド” ばかりで、批判的コメントなんぞ絶対にやらないし、できないが) 。

師はスイングの “真理” をわからず批判的(辛口?)コメントを出したり、スイング理論を語ってなぞいない。又、書いたり言ったりするコメントも “言葉の勉強” を礎に残している。
実は、批判的・辛口と言われるコメントは、その選手が更に上に行く為のビッグアドバイスになっているのだが。

J・ニクラウス氏の著書の中に・・・【アドレスを含めてスイング中に右手とは一度も伸び切る事は無い。】まさにに慧眼、天才。簡単に出来る “部品” ではないが、ずっと野人にも同様のことを教え、トレーニング方法も “開発” し、継続してやらせている。しかし師は、ニクラウス氏の文書にこうも付け加える、「特にソレはアプローチで重要となる」。

何度も野人に「押し込め!」「しわを消すな!」と叱って、自身の左手(師は左打ちのため)で手本を示している。

今年の冬超えでは、“半身” からの路肩作戦にも多くの時間を費やした。そのせいか、インコースの食い込むシュートをどうにか打てる様になってきたらしい(素質作りの成果)。その成果を見極めた上で繰り返す、半身からの路肩作戦練習。もっと左手を太く重く、左手グリップから空気を抜く作業も同時進行。「アプローチでは右半身、いや右脇まで消せ !」。

左手はガードレールへ振り、右手は1車線目に振る。今年の冬超え作戦で新たに発案された、“半身からのねじり上げ” も加えて目指す3車線。

いずれ【X=裏返しXのバックスイングから獰猛な “腕打ち” 】が出来る様に。

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