天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法その139 独り言 “2”

time 2019/03/19

後藤修と歩むスクエア打法その139 独り言 “2”

そらおまへんで!大御所。
前回の ”独り言” で書いたデタラメ理論(レッスン)の実話。今から15年以上前のこと、ゴルフ場のオーナーである知り合いから誘われて、貸切状態にした関西の某ゴルフ倶楽部で故 杉原輝雄プロと前後二組でラウンド。

ゴルフ界のドンと云われながらも、アマチュアに対するサービス精神やマナーは、これぞプロの鏡。コースに落ちている折れたティーや、投げ捨てられたタバコの吸い殻なんかもせっせと拾うわ、コース上の目についた雑草も引っこ抜きながら自身のプレーも一生懸命、お遊びのラウンドとはいえプレーにも手を抜かない。

そして何より一生懸命なのが同伴プレーヤーへのレッスンと配慮。それこそ手取り足取りでレクチャー、貸切状態なので後続(オイラの組)を気にすることなく時間を掛けて教える。それは、プロアマ大会でアマチュアを馬鹿にした、アホな片山に見せたかったくらいの情熱でレッスンに取り組んでいた(文句あるなら受け付ける!)。「プロはアマチュアあってこそ」・・・のオーラ出まくり。

しかし、そのレッスン内容がヒドイ!
要約すると・・・アドレスは左足体重にしてグリップ位置はしっかり(強烈な)ハンドファースト、バックスイングの始動は外(アウト)、トップはコンパクトにしてインパクトはダンブローにヘッドをぶつけてゆけ!?

んなアホな!後藤理論の真逆やがな。全盛期を過ぎたとはいえ、ショットの方向性は後続からでもよく見えて素晴らしかった。オイラが後続組だったので、二度あるショートホールで杉原氏のスイングをじっくりとティーグランドで観察。
仮に師が見ていても「さすがは杉原、スクエアなアドレスから見事なストレートバックスイングじゃ」って言うほど綺麗にトップまで上げてましたわ。

オイラこの時点で確信!やっぱり自身がやってる事と教えてる内容は全く別物。

大概のレッスンがコレ。悪意が無いのは理解出来るが、自身が “そうやってるつもり” をアマチュアに教える、特にプロゴルファーに多い。自身の感覚を、理論と称してデタラメに教えてしまう。杉原プロが教えていた反証は後日にでもするが、その全てを守って練習したら間違いなく “ヘボ確定” ですわ。ジーッと見ていたオイラと目線が会い、オイラにもレッスンしそうな雰囲気。すかさず莞爾と笑い「オイラ、レッスンは結構です」と丁重にお断り致しました。

当時、付き合いのあった関西シニアプロ連中の笑い話のひとつに、「オヤジ(杉原輝雄氏)が遠征から大阪に戻って来て、息子(敏一氏、関西オープンチャンピオン)にレッスンすれば敏一の調子が悪くなる」・・・父親以上に真面目やからなぁ、息子敏一氏は。

それより前、錬成館という名で中島常幸氏が主催し、後藤先生が中島氏以外のプロにも教えていた教習生の中に、何人かのプロが居た(錬成館という名は後藤先生が付けたらしい)。当時、後藤理論を詳しく知りたいと思っていたオイラ。後藤理論が余り世に出ていない中、縁あって知り合ったその中の一人であるプロに、後藤先生が中島氏を含め、プロ相手に教える教習内容を詳しく聞くと、そのプロ曰く「30ヤード〜50ヤードのアプローチをドローで打て」と言う。・・・コレ、そのプロのほぼ勘違い理論で相当にズレた自己解釈。ソレを聞いて何年も”フック”アプローチの練習をしていたオイラは、その間違いに気づかず時間を無駄にした。師に教えて貰う方の理解力も、ある程度能力が求められる。

それにしても、何故かココでチクリと批判的に書いた選手が活躍するのは何でやろ?
まさか ”コレ” を読んでる訳やあるまいに。プレーヤーズ選手権に優勝した天才マキロイ選手に松山選手。チョットしたヒントで修正出来る、天才と怪物なのは間違いない。特にマキロイが打った18番ティーショット・・・◯で素晴らしい、が、ピンに被っていったセカンドショット・・・☓。セカンドは明らかに三角打法!

さてさて、メジャー第一戦のマスターズで両人はどうなる?

さて野人、グリップというのはそのプレーヤーの実力を表すもの・・・のために使用する「地ならし機!?」でいつもと変わらぬ準備運動中。

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