天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法その73 特別編 ページ15 完結

time 2018/01/25

後藤修と歩むスクエア打法その73 特別編 ページ15 完結

・・・13,14からの続き(最終) 

タイガーのアプローチは基本的にはウエストウッドとは(メディエイトも)違った ”出し” (突き、そして戻し)になっているが、ウエストウッドのは ”引き(切り)” になっている。切って終わったハーフショットのフィニッシュと、突いて戻したフィニッシュとは形の上では一応似たものになっていても、インパクトの中味が全く別物になっていて、ならばそれは必ず(少なくとも大事な場面で)パター打法へ影響するもので、最初に言ったテレビをつけた途端、ウエストウッドが酷いパター打法でプレーオフ脱落・・・となるのだ。

突然思い出したことがある。以前、或る ”売れっ子” 理論家が、たしか(何と!)ヨーロッパ賞金王のウエストウッドのスイング解説をして、「このハンドアップ打法は変則で、フォローで両手が揃ってしまう欠陥へもつながるので(治した方がいい)」とかやっていたので呆れたことがあるが、ウエストウッドも元は ”起こし” たり、両手を揃えた優秀なスイングだったのに、それでツブされたのではないか? いや、紙数がなくなって来たので、 ”目次的” にも次の大問題をやっておきたい。 私もタイガーをツブして?いるかも知れない。彼の左足ベタ足の打法に関してだ。それは大多数的には「基本」と言われ、私もムリに逆らっていない。 「長身者の若いうちは許される」と言っていたのだ。だがそれでタイガーは左ヒザ(関節)をやられた。骨折までした。その両方で今年度後半戦は出場不能?

いや、関節の方は十年来の悩みで、骨の方は「骨折覚悟で」ではなく、すでに骨折していたのにドクターストップを振り切って出てきたとかで、しかも、 ”宣言” 通り勝ったとは見事なチャンピオンで、テニスの両雄には劣っていない? 私がコーチなら、やはりタイガーはこの試合に出場させていた。いや、その前にヒザの悩みは「ここ十年来のもの」とコーチなら聞いている筈だから、そのベタ足打法でのバックスイングをややヒールアップ系に変えさせ、骨折なんぞは起こさせなかっただろうな・・・と思ったが、その件は後日だ。

当原稿の終盤部が予感通り目次的になって不充分になった。ミケルソンも見たし、A・スコットも見たし、新たな日本のエース今田も見たし(勿論みんな問題アリだが)、逆にメディエイトやウエストウッドにだって長所(存在理由)はあるのをやる紙数を失った。 そして国内戦も少しは見たが、大彗星石川はだんだん ”危なく” なって来ている。だがそれらは全て次回だ。いや、タイガー不在となる今年後半の部は ”乱世” になるかも知れず、「タイガーがこれからやるべきこと」あたりを次回からゆっくりやれて、今回の言い残しは ”残ってよかった” かも知れない。 テニスも野球も相撲も?ゼロ戦操縦法も?取り入れた最高のスイングを以ってまたタイガーが復活してくるのを期待したい。

ページ15・・・・・完

※ スイング理論の真髄を、テニス、野球、相撲などあらゆるスポーツや、ゼロ戦乗りからも「置き換える」理論の真理(汎スポーツ)。“後藤修信奉者” の方には、改めて15ページ全編を何度も熟読することをおすすめします。

【スイング中の顔はインテリの読書の様に】なんて表現。その語彙力、文章力、解説力・・・オイラは、面白くてわかり易い技術説明と思って読んだけどどうですやろ?二度三度と読み返すうち、アチコチに “ハッ” と気付くスイングのヒントが溢れてまっせ。

又、当時のスイングを見た上で、ウエストウッド選手の “メジャー優勝” の厳しさや(現在もメジャー未勝利)、日本人選手のスランプ入りなど、当時の誰もが予想し得なかった “予言” も含めて、その構築されたスイング理論と【神眼】は “信じる” より前に “認める” ことしかできませんわ。

師が野人に教授する「世界戦」へ向けての、長い長いプロジェクトの ”真理” が凝縮されたエッセイ。何十年も前から師の “技術論” に変わりはない、何もブレない、何者(エセ理論家)にも影響されない。

只々師が追求、確立するスイングを具現するために、野人は2018年も ”修練” を積み重ねる。【スポーツ選手とは “楽しんで ” ソレ” をやるのではない、楽しむのは『観客』であって “選手” は苦しいもの】。ようやく “アメリカの研修生” の「一年目」、【伏すこと久しき者、翔ぶこと必ず高し】がスタートする。

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