2018/12/28
「厳冬になる前に設置しろ!」と、師から注文の入った”監視小屋”。細かな注文と大工さんの都合もあって1ヶ月を経過してようやく完成(11月末)。
人柄の良い大工さん、寒さ対策のためしっかりと断熱材も入れて丁寧に工事。なにせ後藤先生は極度の寒がり。
「ブタあぐら」防止のための掘り炬燵。⬇この寸法に合わせて、別注の炬燵を大工さんに発注。大工さんに家具職人の様な仕事も依頼、嫌な顔一つ見せずに了解してくれた。
畳を敷いて、あとは特別注文のこたつを待つのみ⬇。
師曰く、「野人のスイングを、ようやく後方線上からチェックできるようになった」
過去、ワシが尾崎・中島・鈴木の三選手を、それぞれ教えていたときの ”後方線上” 確認を比率にすると、「尾崎90%、中島90%未満、鈴木70%程度くらいかな」と言う。
つまり、後方線上の確認比率が高いという事は、正面からの確認事項が少ないという事で、そのスイング完成度が勝利数に比例していると言うことじゃ。つまり、ワシの“後方線上確認比率”と日本ツアーの勝利数は、比率通りになっておる。
とまれ、後方線上チェックが重要視点といっても、スイング完成度の低い者は、並行して正面からの部品チェックも必要になってくる。
野人は、まだまだ正面からの監視部品が沢山ある。というより、正面のチェックポイントをまず作り上げないといけない。右手、右足の長さ、ニーアクション、”顔の確認”など、これらは正面から確認する方がわかり易く、必要な“重要部品”ではある。いずれはその“全部品”の完成度を高めて、ワシのチェックする“定位置”が100%後方線上・・・と云う風に持って行きたい。
後方線上と云っても、”ココ”が飛球線上⬆ この位置なら大好きな読書をしながら、同時進行で、野人のスイングチェックを後方線上からできる。
この位置がアドレスライン⬆、「まあワシは、一度に両方を”見る眼”は持ってるつもりだが」
後藤修信奉者?で、素晴らしいスイングの持ち主(但し、”アマチュア”ならばという条件付きで)
【難しく考えるゴルフ hs716さん https://ameblo.jp/hs716/】 の “短い”スイング 動画を2回見ただけで(しかも、斜めの映像)、その問題点を看破し、やるべき改善点を指摘した眼力(おそらく、hs716さんも、その指摘に納得?してるはず)。
ワシが”ココ”⬆を90%以上の割合で定位置にし、野人をチェックし始めた時から、晩成型「笑わぬ王子」が登龍するときじゃ。“ココ”がワシの定位置になれば、“井の中のバケモノ”を超えるスタートじゃよ。
スイング理論における師の思考は、自身も高みに登り、全てを俯瞰しつつ、“己”と野人を見下ろして眺め、そして戦略を練り上げてゆく。・・・「東大に合格できるのにプロ野球を選んだ」・・・といわれた、後藤先生の本領である。