天才軍師 後藤修と歩むスクエア打法

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後藤修と歩むスクエア打法 その22

time 2017/08/02

後藤修と歩むスクエア打法 その22

神が与えた最高の題材?

野人はホントに“ゆっくり”な弟子である。裏返して言うと素質がない分、進歩が遅い。
約10年前にオイラが「後藤先生、10年位でナントカなりますか?」
「・・・10年有ればどうにかなるじゃろ」
しかし、野人は師の言葉を“あざ笑う”かのように全く進歩しない。

・・・野人に「二つのことを教えると、両方共できなくなる」
そこで、ひとつずつ“各部品”を丁寧に組立る作戦に変更(長期戦)、そう思った時に、石川選手という“早世型”が彗星のごとくゴルフ界に出てきた。
「ゆっくり行くと決めたワシに、悪魔が焦れ焦れと、呟いているような気分になったわい」

常に「その場ランニング」

なにをやってもなかなか成果が出ない、ようやく“基礎部分”が出来たと思ったら“修繕”作業を行わされる(結果、底辺の拡大には繋がる)
基礎の修理、修繕、拡大に10年という期間を要したが、ピラミッドの底辺は、広大な物になってるはずじゃ。

“一を教えて十を知る”生徒より、考えさせることが多い分、色んな新戦術も編み出したし、ワシの持っている、あらゆる“引き出し”を引っ張り出した(ワシの持っている全てを野人に教授しろという、これぞ”神の啓示”)

昔、尾〇が「後藤という人は、俺や中〇という天才にあやかっているだけだ。悔しけりゃ イチから大選手を育ててみろ」という話もワシに届いておる。
いいだろう、そんな言葉を気にも留めないが、ここに野人という“神から与えられた題材”が“在る”。“天才”と言われる者とは、かけ離れた“愚鈍”な素材を世界戦に出してやる。
ならば、尾◯の息子はどうした、中◯の息子は? あれ程の逸材であったにも関わらず、未だ世に出ないとは。
ワシに教えられたことは“できる”けれど、教えることはできないんじゃよ(百獣の王ライオンは、その子を喰らうとも言う。尾◯が、百獣の王とは断じて言わないが)ワシの“置土産”を食い潰しているだけではないのか。

修正、注意点はわざと大声で促す

「神のはじめは悪魔」という言葉もある。石川を世に出した“悪魔”、ワシが焦って野人を中途半端に教えておれば、ソコソコにはできたと思うが、それこそ神に逆らうことになる。“40歳からの天才”を失うところだったわい。

当初(野人を教えだした頃)、ワシは野人の“世界戦”での活躍は見れないと考えていた(亡くなっている?)。
しかし、今は“それ”を見届けてやるつもりじゃ。
野人はワシの許で,“日本一 いや世界一のトレーニング”を続けておるし、プロコーチとは奇跡の一つや二つは起こせるものと信じておる。何より、ワシの1番好きな仕事は“野戦参謀”じゃ。
“世界戦”で勝つということが奇跡というなら、その奇跡を見届けてやる!
そして、野人に・・・「“これ”は全て後藤先生が創り上げたものです」と云わせてやる。その時の尾◯の顔を見てみたいもんじゃ。

“40歳からの天才”というと、そんなトシで無理だ・・・と云う者が大半だろうが、40歳を超え、もう終わっているといわれた尾〇を、復活作戦で無理だ、バカだと言われながらも結果は出しておる(中◯も同じ)。
「瀕死のライオン」の主人公達のように、“死ぬため”の訓練をする天才たちじゃなく、健康に良い、ゴルフという訓練(長寿を狙う)をこなしながら狙う“天才”は、40歳を越えてスタートとも云えるはずじゃ。

メッセージ

生まれつきの天才でない者は、心技体ともに全てをやり尽くせば、天才と並べるどころか、天才以上の選手にさえなれる。

大河を前にした“ウサギ”、追いついた“愚鈍なカメ”、大河を渡り切るのはワシが教えた“愚鈍なカメ”、これぞ「神の子」。

 

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